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今回、蕨少年少女合唱団が創立60周年を迎え、記念演奏会に是非参加して欲しいというお話を 新井雅子先生よりいただきました。

というのも、私が蕨少年合唱団(当時)の第1期生だったからです。

60年・・・今までこの合唱団が続いているのは、初代指導者の平林寛一先生、OB、OGの方々、そして現在まで指導、運営してくださったみなさま、ご父母の努力の賜物と感謝いたします。

思い出すに、私が平林先生から「合唱団を北小に作るので入らないか」と
小3のときに言われ(実際の活動は4年生からだったと思いますが)、音楽室で練習を重ね、北小合唱団としてデビュー。そして蕨少年合唱団となり「フニクリ フニクラ」や「アヴェ・ヴェルム・コルプス」などを歌った思い出があります。そしてコンクールにも参加。日本青年館や日比谷公会堂などへの出演、埼玉県内の公演もありました。

その中で私が中央で「浜千鳥」の独唱をしたのが今ではいい思い出です。

またある時はコンクールの後援がヤクルトで、入賞したことにより1年間、ヤクルトが家に届けられるなど、今は考えられない“おまけ”まで楽しい思い出となっています。私は 少年少女合唱団になる前に受験に備えて退団しましたが、平林先生から「音楽の世界に進まないか」とお話をいただいたこともありました。それから60年・・・感無量です。その間全く合唱から遠ざかり、音量も音域もすっかり落ちてしまいました。しかしお声をかけていただいたことで、孫と同年代の子どもたちと一緒に歌えることに感激しています。

蕨少年少女合唱団に関わって来られたみなさま、本当に60年間ありがとうございました。今回の演奏会、どうぞよろしくお願いいたします。

(細井 善次郎・蕨少年合唱団 第一期生)