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1971年4月に蕨市立西小学校5年生になった私の担任に、合唱団を創設された平林寛一先生がなられたことが、私の伴奏者としてのスタートです。小学生当時は月に1~2回練習に呼ばれたり、演奏会では他の伴奏の先生の譜めくりや、時には1~2曲だけ伴奏を任せられたりました。1975年中学3年生から20年間は私一人で伴奏を務めさせていただきましたが、1995年二人目の出産をきっかけに北村由子先生にも伴奏のご協力をいただくようになりました。

小中学生時代、同年代の男子ばかり何十人もの集団に身を置くことは緊張の極み(笑)でしたが、音楽以外の指導や事務関係をすべて担っていらした新井雅子先生の存在に大いに助けられました。1983年からは女子も加わり、今や孫のような年代の団員も在籍する時代まで伴奏を続けることになるとは思いもしませんでした。指揮者も代が替わり、大原純子先生が幅広い年齢層に対応した指導をされています。

現在私は作曲や編曲の仕事を中心に活動しておりますが、小学生時代から様々なジャンルの合唱曲に親しんできたことが大変役立っていると確信しています。かわいがっていただいた平林先生、新井先生には合唱を通してそのような音楽的なことはもちろん、財産となる人とのつながり(保護者・男声・Mion)も授けていただいたと感謝しております。

(青山 理恵 蕨少年少女合唱団・蕨男声合唱団 ピアニスト)